私がピアノの先生を始めたきっかけは、カワイ音楽教室の講師グレードを取得し、講師として採用されたのが始まりでした。当時、音大をでていない私は、他の講師と比べても異色の存在でした。高校で音大を目指し挫折した時に味わったことは、音楽は幼少の頃の音楽環境で大きく左右されるということ。
幼児の頃の音楽体験は、使い時にさっと引き出せる、とっておきの魔法のカードになるとその時に思いました。
その後、自分自身でピアノ教室の経営を始めたころも、いかに幼児に音楽を、音楽的要素と楽しさをミックスさせて伝えるか、これに日々工夫を重ねていました。
その甲斐もあり、30年以上のピアノ指導の経験、15年以上のリトミックの経験から、ピアノ生徒500人越えるピアノ教室経営に発展できました。そして得られた経営マインドも、将来のピアノ教室を担う先生方へシェアできたらと思うようになりました。

重ねて数年前に、教室経営をしながら音楽大学に通うことができ、そこで学んだ作曲スキルを活かし、このどれみフレンズの作曲も手がけることができました。
ピアノ・リトミック指導・作曲・アドラー心理学を通したレッスンアプローチ、その経験を土台に、教室経営に欠かせない、少子化への対応や集客の経営マインドをプラスした内容で「どれみフレンズ」を作りました。
音楽をやっていて良かったと思う瞬間は、もしかしたらずっと大きくなってから思うことかも知れません。でもそれは、ある程度音楽を続けられた経験があってからこそ。音楽を続けられるためには、栄養がつまった音楽の種から、将来伸びゆくであろう大事な新芽が出るように育てることです。
幼少の時に出会う音楽は、一生の宝物、だからこそ、丁寧に大切に届けたい。
そして教室経営の一つのメニューとしてしっかり少子化対策として活かしてもらいたいと思います。
音楽を愛せる子ども達に導くこと、教室経営を誇りに持つ先生として、どれみ先生養成講座で一緒に学んでいきましょう。

テンポ感のあるレッスン展開にするために音楽カードを使い、視覚に働きかけ、実際に音を鳴らせる行為が「できた！」という達成感や満足感につながります。また楽曲の一部をベルを鳴らし演奏として参加することで、音楽の充実感を味わうことができます。その気持ちがやる気となり、相乗効果を生むのです。

1つずつの項目を短くし、常に新鮮な課題を取り組むよう工夫がされてあります。指でつかむ・並べる・貼るなど、幼児自身がアクションを起こす体験型の課題により、巧緻性を高めながら集中力を育てていきます。

模倣体験を通し世界観を広げ、人の気持ちを感じ、自分で考える力をつけていきます。どれみフレンズレッスンでは音個体を擬人化させ、子供たちにより親しみをもってもらいます。

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